2013年09月10日
親心
ジュニアに貰ったミニ栽培。
クローバーを育てるらしい。
“四つ葉のクローバーを育て、幸せいっぱいになってください”
と
下から水をくみ上げ、上のウサギの鉢?に給水されるらしい。
ほんとうに育つのかな?
しばらく様子見。
同僚から
生徒から。
パスタを作らないと
この歳でまだお祝いしてもらえる事に感謝しないと
今週末、僕が紹介したプロ協主宰のジュニアトーナメントに、生徒が出場します。
成績上位者は全国大会があります。
全国大会・・・いい響きです
大きな大会は人を育てます。
会場の雰囲気から始まり、試合そのものもそうですが、上手な人たちのプレーに触れ刺激になり、選手間の交流もその後の繋がりとなっていきます。
区民大会から市民へ、そして県大会、地方大会・・・そして全国。
どんな種目であろうと、一つ上のステージに上げることで、
いろいろなステップアップを手に入れる事が出来ます。
特に子供は・・・
周りがとやかく言っても、自分の“感覚・気付き”がないと、なかなか前に進みません。
(でも、周りをよく観察してます)
SSCで、“修三チャレンジ”が行われていたようですが、そ
の際の、コーチのボブ・ブレットのお話がFBでシェアされていました。 その引用です。
昨年のU.S.OPENにてマレーがボブさんに感謝を告げに来たと。
ボールを諦めない姿勢を若い頃に学んだと。
まだ若い頃のマレーがボブさんのフィード&ボレー返球で30球コートに入れる練習の時に。
バランス、コントロールするチカラを練習しながら、ボブさんのボレーがアウトしたがマレーは拾わない。
アウトボールにボブさんは『アウトも拾いに行こう』との言葉に『アウトだから拾いに行くつもりない』とマレー。
ボブさんは丁寧に
『アウトでも今、その場所からの場面だけイメージするのではなく、また違う試合での状況、場面、展開ならばインのボールだ。だから今のアウトも、どんなボールでも返球する事に大きな意味がある。』
そして『ギリギリオンラインのボール以外はコートカバーリング出来るようになる、そして相手はより厳しいボール狙わざる得なくなり対戦相手にプレッシャーを掛けれる。』
とんでもないボール出しは、細かいフットワークではなく、脚を大きく出すフットワークの練習になる。
修造チャレンジに昨年来れなかったボブさん。選手への伝え方は、とても丁寧で、そして選手が本当に成功する為に楽しんでいながらも真剣に諦めない姿勢を貫いた指導です。
“丁寧に”と言う文言が丁寧に書かれています。
一見、無茶なレッスンにも取れます。
“振り回し”の意味に異議を唱えたジュニアもいました。
マレーの場合は、コーチの言葉が“入った”のでしょう。
コーチは生徒に“これが大切”と思って指導します。
これに対し、疑問を持つのも大切な事ですが、教える側からすると、
まず、“やって欲しい”
と思っています。
指導者は、その時の“ベスト”の選択をしていると思います。
テニスに限らず、言われた時には分らなくても、将来気付く事ってありますよね。
マレーに響いた言葉は、その後彼のあの粘り強いプレーを生んだのでしょう。
生徒の一生懸命には、コーチも動かされます。
人には相性があります。
なんか、合うよね~、とか、逆に合わない人も・・・。
子供の場合、これに加え、“入るとき”、“拒絶する
時”、“時期”もあると思います。
勉強や習い事でも、“一気に上がる”時があるように。
待つことは大事。
周りの人間からは“歯がゆい”んですけどな。
一緒にジュニアを担当してるコーチも、けっこうイライラしてしまうので、それをなだめるのも僕の仕事
一生懸命すぎてしまうコーチなんで、ジレンマも生まれてくるのでしょうが・・・。
愚痴った時は、“自分だったら、どう?”
と、質問してます。
“いらいらする”なんて、僕が言われたら、か・な・り、落
ち込みます
しばらく立ち直れないでしょう・・・。
(弱いもので・・・)
言ってる側はそんな気ないのでしょうけど。
何気ない一言が、傷つける場合もあります。
僕もけっこうやってしまうんですが・・・。
夏の親子大会でも、お母さんと組んだ小6が感情的に・・・。
その為、
“試合中、自分が言われて嫌な事は言わないように!”
とくぎを刺したのですが・・・。
(結局、言われたお母さんも我慢できずに喧嘩していたようです)
親子、夫婦のダブルスはこれまた、難しいようです。
親子関係でもテニスの指導者と生徒でも、他人と比較しないようにしています。
その代り、過去の自分と比較してみる。
半年前の自分は?
昨年の自分は?
テニスを始めた頃は・・・?
欲は出てくるのは仕方ないですが。
元気な事が1番。
テニスを通じて作られるマナー、礼儀、そして技術。
その中でも1番の財産は人、かな。
僕は親御さんの知らない、子供のいいところをたくさん知る事が出来ます。
卒業しても交流が続いてる子の、その後なんかもたまに聞けたりします。
これも、僕の財産です。
コメント
この記事へのコメントはありません。