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テニスコーチは憂鬱? 全日本ベテラン連続出場を目指し、自分に甘えがちなこの性格と戦いながら、レッスンと練習に励むコーチの、食生活と遠征の日記。

ふじちゃん

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10/03 22:27

試合前


晴れ右曇り


今朝(7時40分)、スクールに着くと、駐車場に素振りをしている少年。







今日、うちのスクールのアウトドアで行われている試合に出

場する選手でした。


“どこから来たの?”

“有明です”

“頑張ってね!”

“はい”


まじめそうな子で、受け答えもしっかりしていました。

木曜の大人のクラスに教えないと冷や汗


ストロークの素振り、サービスの素振り・・・

じっくりとやっていました。

コーチが教えたのでしょうね。


試合会場に着き、試合までの時間の過ごし方。

・・・そう言った事も、なんとなくではなく、きちんと指導

していかないと。



テニス選手


先週の大磯の会場の受付で、小学校3年生の子に“○○選手”

と呼んでいました。


試合もそうですが、3連休を利用して、先週の“修三チャレ

ンジ”や、下記にあるYONEZAWAテニス等でミニキャンプも

行われています。

前回も少しシェアさせて頂きましたが、今回も引き続きシェアさせて頂きました。



『普通じゃない、集中度』

試合に出ているから選手と呼ぶのではない。選手の行動、アスリートとしてトレーニングをしている人を選手と呼ぶ。

選手とは普通じゃない人間の事。わざわざ自分の苦しいのをもっと苦しく出来るのが選手。

ダッシュなど、テニスで疲れていてもプッシュする。ランニングを見るとそれぞれの個性出る。行動がしっかり出来ている、選手としての行動がしっかりしている人は確実に強くなる。

疲れとは、自分の感じ、感覚。自分の本当の疲れは自分には分からない。

プロフェッショナルにやることをやっている事が大事。

強くなってプロで活躍してきた選手は走るメニューは心臓飛び出そうなくらい、立っていられないほど、コートに倒れ混むまで走る。苦しい事が幸せから。それが選手への道、倒れ込むまで走るのが喜びでないと。

どんなに優れた選手でも1人で追い込むのは難しい、自分で自分は見えない、気づかない。人がいて初めてリミットまでプッシュ出来る。だからツアー選手にコーチがいて、そしてリミットを越えられる。

どれだけ質の高い練習が出来るか?それは練習メニューや、どこの何の練習が良いとかではない。全ては集中度が1番。

いちいち自分のプレーを解説〔ボヤき〕しているような選手は論外。力んでガッツの集中でなく、力抜いて集中度が高い事。一生懸命に、必死にやるだけで結果出ない、体の硬い選手は大勢いる。力を抜いて集中度が高い事。

試合の大事な場面で、緊張したりする選手、力む選手、守り過ぎる選手は集中度が高い練習はまだ知らない。常に試合の場面、また試合の大切な1ポイントだと思い、取り組めているかが大事。

練習しているのに勝てないのは、それが自分の集中度の度合い。練習態度より、結果が出て勝っているのは、集中度高い証拠。

14-15歳の添田くんは、おとなしかった。元気さ躍動感なかった。いつもモチベーションが表に伝わらなかったが、一緒にナショナルの遠征に行ったら決められた事を必ずちゃんとやる、コツコツやる選手と分かった。

ウィナー取れないプレーだったがミスはしない。そして無口で真面目だった。その時、その時に彼らより強かった選手の中にいたが、彼と圭の共通点はミスをしない事が大きかった。それだけの集中度だった。

また行動では、ルールを守るのが選手。夜更かし、指示行動出来ないのは選手ではない。テニス以外の楽しみの世界が大きければ、テニス選手になる才能より、他の事に才能ある人なのだろう。それでもコーチは伝えるだけ。普通じゃない事をするのがテニス選手への道。



“選手”としての、姿勢、そして心構え。

指導者として望む、全ての事が書かれています。

小学校3~6年生までの子供に、どう伝えていくか、ここが

難しい・・・。

しかし、とても大切なところ。

理解さえできれば、あとは自分次第。



今日も敗戦後、涙する生徒。

泣くのは簡単。

その涙が、“どんな”涙なのか・・・分らないと。


簡単に負けてしまう相手では無かった。

しかし、負けた。


“なぜ負けたか?”

・無理をしなかったか?

・いつも通り、は通用しない。

・出来る事をしたか?

・同じミスを繰り返さなかったか?

・相手の得意、不得意は考えたか?

・作戦を立てたか?

・立てたなら、どれが通用し、どこが通用しなかったか?



そして、


“どうすれば次は勝てるか?”

・明日から何をテーマに練習すればいいか?



そこのところを考えて欲しいと思う。


試合前の準備も含め、もっともっと“試合経験”を積まない

と、分らない事はたくさんありますが、経験の浅い中でも、

出るからには、過去の一つ一つの試合の結果を少しでも生か

していかないと。


負けました。

悔しいです。

涙が出ます。


毎回これでは、周りを納得させるのは難しいです。


今日の帰り際に、“反省文”を書くよう言ったのですが、覚えてるかな?

涙のわけも・・・。







ジャイアンツが優勝しました。

マジック対象チームの敗退によって決まったのですが、

今日の試合後に胴上げするそう。



25~6年前?

桜木町でレッスンしていた頃、横浜スタジアムで巨人の優勝が決まった年がありました。

僕は夜9時半までレッスンだったのですが、巨人ファンの僕

の事を案じた当時の支配人が、

“ビールかけを見に行こう♪”

と言って、山下公園近くの“特設会場”まで、一緒に走って行ってくれました。

なんと、僕は自転車、支配人は徒歩です。

“先に行け~”

と、見送ってくれました。


今日の優勝で、そんな事を思い出しました。


その後、体を患ってしまい退職しましたが、今は長野でブルーベリー農園をやっているのが最近分りました。

それこそ20年以上会っていません。
会いに行かないとなぁ・・・。

ジュニア | 投稿者 ふじちゃん 18:35 | コメント(0) | トラックバック(0)
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