2011年02月16日
コーディネーション
結局、昨日はどこの市営コートも使えなかったようです。
岡村コートは、まだ今日も周りにけっこう雪が残っていました。
“コーディネーション”
テニスに関しては、“脳からの指令を、手や足を使って調整する能力”と言う感じで漠然と捉えていました。
今回の研修で、多岐にわたるコーディネーションの定義を
知ることが出来ました。
1970年代に、旧東ドイツで開発されたそうです。
コーディネーション7つの定義
定位~動いている味方・相手・ボールなどとの関係を把握する能力
バランス~身体バランスの維持や崩れを回復させる能力
反応~ある情報に対して、素早くかつ合理的に動く能力
連結~身体操作や連続動作をスムースに円滑させる能力
リズム~リズムを作り出し、タイミングをつかむ能力
識別~道具を利用し操作や手先の器用さを獲得する能力
変換~状況の変化に対して、動作を俊敏に切り替える能力
こうして書いてしまうと難しく考えてしまいますが、実践してみると、“これがそうか・・・”と理解できます。
いかに生徒側に意識させることなく知らぬ間に訓練になってる・・・と言うのが重要との事。
目的を話した時点から、本来の目的とは違う間違ったが出てしまうからです。
子供時代にいろんな遊びやスポーツをやってる子は問題ないのですが・・・。
まずは1つのテーマに絞って行い、徐々に増やしていきます。
例えばバランスボールでバランス能力を鍛える。
それが出来るようになったら、バランスボールに乗りながら、ボレーボレーをする(識別)
と言う具合です。
昨日の研修では、現役のプロの選手のエピソードを交えながらでしたが、やはり秀でているようです。
2人1組で、投げてきたボールををパンツのポケットでキャッチするドリルをやったのですが、上手なプロ選手は、お互いにベースラインに立って、難なくこなすそうです。
“定位”では、自分の打ったボールがどういう軌道で飛び、どこに落下するのか・・・をどれだけ把握できるか・・・・という定義なのですが、たいてい軌道と落下地点くらいまでらしいです。
ですが、カムバックして活躍している女子選手は、打ったボールが壁に当たり、戻ってくるところまで把握できるそうです。 他の選手とは違う・・・と。
連結・・・とは、下半身と上半身の運動連鎖の事です。
重要なのは骨盤周りのひねり戻しと姿勢。
それを言葉で伝えず、同じ動作の動きを取り入れることで
マスターさせるのが、コーディネーションなのかな?と思います。
今日の部活で少し試してみました。
少ない時間になりますが、しばらく続けてみようと思います。
今チャーシューの2回目の味噌ラーメン。
チャーシューは絶品なのですが、必ず2回続けて食べなければいけないのがつらい・・・
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