2010年07月06日
プレースタイルの確立
梅雨なのに雨が少ないですね・・・
と思っていたら、昨夜は東京北部で豪雨だったよう。
地下駐車場に入り込んだ水をポンプで上げてる映像を見ました。
今日も夕方に雨の予想。
STの時間に重ならないと良いのですが。
昨日のテレビ鑑賞。
ホタルノヒカリ再放送~
帰れま10~
月9~(録画)
しゃべくり7~(録画)
ニュースステーション(宮里藍特集)
いよいよ明日から待ちに待った“ホタルノヒカリ2”の放送開始
彼女なら、家でビール飲んでゴロゴロされても許せます。
この話をすると、周りの女性からは、
“騙されてる・・・”とよく言われますが、
男は単純なのでしょう。
まぁ、やる人間によりますよね。
月9はあまり評判は良くなかったようですが、
昨日の最終回はいくつかよいシーンがありました。
2脚でひとつ、3脚でもひとつかな。
月が欠けてるのは、満月になる前が“魅力”だと?
ユーミンの14番目の月はそうなんだけど。
テニスに限らず、素人が見ても
“力が抜けているなぁ”
と思うアスリートがいます。
僕が思うのは、ゴルフの岡本綾子と野球の前田智徳(広島)。
軽~く振るんです。
憧れます。
昨日のニュースステーションで宮里藍の特集を放送していました。
今年の快進撃の裏側に迫る・・・と言う感じのテーマで、
彼女のファンでもあり、思わず見入ってしまう内容でした。
まずは、やはり説得力があると言うこと。
実践して結果を出している人の言葉には重みがあると同時に納得させられます。
先日の岡田監督のありきたり(と言っては失礼ですが)な、
ポジティブシンキングな生き方の勧め、に関しての一文も
彼らが成し遂げた結果を受けての為、説得力を持つ発言になりました。
宮里藍に戻りますが、3年前から昨年初頭にかけての
彼女の予選落ちでの涙をよく観ていました。
アメリカでは通用しないのか?といった感じを受けていました。
彼女自身もそう考えていたようです。
4年前に米ツアー初参戦。
まず、周りの選手の飛距離に圧倒され、
“こりゃぁ、違う、無理でしょう??”
と。
で、対抗策は・・・
“飛距離をもっと伸ばす”
為にいろいろと努力をしたそうです。
その結果、スイングが崩れ、元々持っていたよいものまで
失ってしまったと・・・。
そしてメンタルが折れ、悪循環~の道をたどっていたのだそうです。
そして、1昨年後半辺りから、メンタルトレーナーを付け、
“自分に合ったゴルフ”を模索し始めます。
(その特集も観たのです)
バランスボールでのスイングやひと振りを1~2分かけて行う太極拳スイング(彼女が命名)等など。
飛距離に拘る事を止め、“正確性”を追い求めるようになっていきます。
今の他の選手が口は揃えて、
“ドライバーで藍より100ヤード飛ばしているのに、セカンドショットでは藍のボールの方がピンの近くにある”
と言うのだそうです。
これを彼女は
“最高の褒め言葉”
と話していました。
彼女は飛距離では敵わないので、セカンド、サードショットで、そのハンデを克服することに成功したのです。
“今後、飛距離を伸ばすためのトレーニングや肉体改造をすることは絶対にないでしょう”
と話していました。
また、メンタルに於いては、
“周りのプレーヤーが気にならなくなった”
“自分自身のプレーだけに集中できるようになった”
と。
周りのプレーヤーと比較することが無くなった・・・
と言うのは、まさに無の境地に達してしまったのか・・・?
メンタルが大きく作用するスポーツで、この気持ちにまで
達して事には驚きです。
どうしても、周りの人は気になりますからね。
そして最後に、
“この試練を乗り越えるためにかかった4年間は素晴らしい時間だった”と。
“私のために与えられた4年間であり、じゃか、近道があったなら教えて欲しい”とまで言っていました。
この有意義な4年間の試練と努力は今の彼女の揺るぎない
自信・プレースタイルになってるのでしょう。
ここまで自信に満ち溢れたアスリートの発言を聞いたのは
初めてかもしれません。
全米オープンもよいプレーを見せてくれることでしょう。
テニスに於いても、
“基本”を知り、“応用”、そして“個性”をうまく取り入れ、自分に合った最高のパフォーマンスが発揮できるようになれると良いと思います。