2013年08月28日
敗因
今日も横浜は良いお天気でした。
ただ今、横浜では中・高校生の新人戦が行われています。
あちらこちらから、結果報告が届いています。
分っている範囲で、中学生がシングルス3人、ダブルスが1
ペア、高校生でシングルスが1人、ダブルスが2ペア、本戦
に上がりました。
“本戦”
その舞台に立つことで、自信がつきます。
また、その場の雰囲気も“経験”になります。
レベルの高い試合を観ることで勉強にもなります。
本戦出場を果たしたからには、そこを“通過点”と考え、貪欲に勝ちに行って欲しいと思います。
ソニー生命カップ全国レディースの予選も、各地で始まりました。
結果を見ていると、セットオールのスーパータイブレークも数多く見受けられました。
12ポイントのタイブレークと違って、10ポイント取るまでには、流れが二転三転します。
チェンジコートも間違えやすかったり・・・。
流れを引き戻すことも意識しなければいけませんが、やは
り、最後まであきらめない。
そして、ポイントに捉われすぎず、1ポイント1ポイントに集中する。
その積み重ねが、勝利を引き寄せる事が出来るのではないでしょうか?
タイブレークに突入した時点で、イーブンなのです。
もう、どちらに転んでもおかしくない状況。
強気にいく(打ちまくると言うわけではありません)
気持ちが負けないようにする。
失ったポイントを引きずらない・・・これは大事。
3セットマッチもスーパータイブレークも・・・
普段やり慣れてないと、焦ります。
これも経験が必要。
そう言った試合を探し、積極的に出場して欲しいものです。
負けた選手は、敗因を分析しなくてはなりません。
技術的なものだったのか・・・
戦略・戦術だったのか・・・
精神的なものだったのか・・・
今の自分は、どこに焦点を当たれば最善なのか?
そこが分らなければ、敗戦を次に生かす事が出来ません。
相手も必死です。
相手も緊張しています。
“いつも通りのプレー”
そのレベルを上げる事。
基本は大事。
同じ事をやり続ける~体で覚える。
自分のやる事をしっかりと決めておけば、
“相手”にも意識が行きます。
“今何を考えているか?”
“何を嫌がってる?”
“何が得意?”
などなど。
自分にばかり意識が行ってしまうと、相手の思う壺です。
例えば・・・
リターンミスが出ると・・・
“もっときちんとクロスへ返さなきゃ!”
となります。
一生懸命クロスへ返します
そこにポーチが・・・
という具合です。
試合の展開を有利に進めるには、相手を“観察”することから始まります。
まずは基本。
そして、観察。
フィードバックして戦略を立てる。
<観察>
・相手のサービス・リターンの種類は?
・ストロークはスピン中心か・スライス中心か?
・サービスダッシュ・リターンダッシュは?
・平行陣は縦割か、サイドチェンジか?
・相手サービス時に前衛はどの辺に立っているか?
・得意なサービスのコースは?
・セカンドサービスは攻撃的か?
・リターン時にはどの辺に立っているか?
・ストレートアタックは?
・ロブが多いタイプか?
・スマッシュはどちらが上手いか?
・ボレーカットは上手か?
・どちらが指揮官か?
・どちらが緊張してるか?
・苦しい時、打ってくるか、上げてくるか?
・スマッシュの得意なコースは?
・リードしている時、負けている時、どういったプレーを選 択してくるか?
などなど・・・結構見所はあります。
これって・・・普段、同じメンバーとやっていると見過ごしがちな部分なんですよね。
同じメンバーでやっている方は、そのメンバー達の“裏”をかけるようになれば、いい練習になると思います。
いつもとは違うプレーの質、コースの選択。
そんな事を意識するだけでも、試合に役立って行くと思います。
しかし・・・負けるのは誰でもつらいもの。
その日は泣いて落ち込んでやけ酒食らって・・・も良いと思います。
翌日から切り替え、また新たな一歩を!
ひとつのトーナメントで、負けないのは1人、1ペアだけです。
他はみんな悔しい思いをします。
みんな、いろいろな物を犠牲にして頑張っています。
悔しさをばねにしないとね!
若手の同僚は、東北での試合、頑張ってるようです。
どこの・・・
だれでも・・・
頑張ってる姿は、きっと誰かの刺激になっていると思います。
テニスの神様も見てますからね
コメント
この記事へのコメントはありません。