2013年08月21日
経験
岡村の雨は、豪雨とはならず、さ~、ざ~、と言う感じで通り過ぎて行きました。
東山公園(名古屋)で行われている全中は、団体戦が終了。
男子の優勝は神奈川代表のサレジオ学園。
2回戦では同じ神奈川の慶応と対戦だったよう。
ダブルス2本、シングルス3本の計5本なので、平均的な強さが求められますね。
インターハイは3本なので、2人強いのがいれば勝てるのですが・・・。
明日からはシングルス。
ドローを見ると、中3が多い中、中1での出場が3人。
頑張ってのでしょうね
いつか生徒の応援で行ってみたいものです。
今日は時間があったので、テニスの勉強(過去のおさらい、テニス・レッスンの現況)をちょっとしてみた。
ジュニアテニスは特に考えどころなのですが・・・
打つか?粘るか?
先を見据えて、“打つ”プレーを中心に試合を組み立てるか・・・
粘るテニスで“勝ち”を優先するか・・・
その編が難しい所。
7~8年前、生徒の横浜ジュニアでの決勝戦。
ご両親と観戦。
相手は格上のハードヒッター。
粘って粘って・・・76.76だったかな?
辛くも勝利。
ハードヒットタイプではなく、カウンターが得意な子でした。
サービスはちょっと苦手で・・・ドキドキして見ていました。
僕は、“勝って自信を付けて欲しい”タイプなので、まずは粘って欲しいと・・・。
初めから“ひっぱだいて入る”と言う子は、なかなかいません(たま~にいます)
・まずは、深さに拘る。
・その後、配球に自信がついてくれば、叩けるボールも増えてくるでしょう。
・ネットプレーは・・・早めに取り入れて貰いたい、かな。
まずは土台作り。
深さに拘る。
振られても、深いボールを打てる技術・フットワーク。
そして、サービスライン付近からのコースの打ち分け。
ショートクロスとストレート、そしてドロップショット。
その重要性を、子供たちにどう伝えるか?そこが難しい。
子供も大人も、“気付き”は本人の感覚。
“言われたからやる”と楽しくありませんからね。
勝つ人こそ、敗戦から学びます。
まずは、自己分析。
そして、アンフォーストエラーを減らす。
そこで終わらず、
“アンフォーストエラーを減らす”にはどうしたらよいか?
・・・考える。
1番、手を付けやすいのは“ゆ~っくり”打つ事。
ゆ~っくり打つには?
早く準備する事。
早く準備するためには?
相手の構えを見る事。
相手の構えを見るには?
打ったボールを目で追わない事。
・・・そして、コースを変えない事。
まずは、その辺が大事だと思います。
昨日、久しぶりに単発で訪れた“よくコースを変える”生徒と、ちょっと会話。
“続けてると、やられてしまうと思って、ついコースを変えちゃうのよね~”と。
この手のお話、よく聞きます。
続けていても、深ければそうそうやられません。
続けていても、浮かなければ叩かれません。
しかし・・・たまに上手く行ってしまうんですよね~
でも、4ポイント取らなければいけないのです。
強い人は、クロスを“ストレート”ではなく、
“よりクロス(アングル)”に配球します。
この方が、技術的に易しいです。
スピードは無くても良いのです。
“ミスをなくすためには・・・”
を、辿っていけばよいと思います。
12歳以下男子は初戦敗退。
公式戦、初出場でした。
緊張とプレッシャーでいっぱいいっぱいだったと思います。
それは本人にしか分りません。
ちょっと弱気だったとの報告。
ミスをしたくない気持ちから、
“置きに行くボール”
を選択したのも、
“彼の”
“今の”
“ベストの選択”
だったのだと思います。
咄嗟の選択だったのでしょう。
観てる側が満足いかなくても、彼には貴重な“経験”だったと思います。
この試合での反省を、次に繋げる。
5年後、10年後・・・。
いつか笑い話になるはずです