2010年12月21日
伊達と錦織の2010
今朝は最後の朝練。
3人のプレーヤーと仲間になり、更に1人は久しぶりに
再会とあいなった。
テニスを続けているおかげだと思います。
今日は、リターンダッシュの時、良い感じが掴めました。
生徒にはさんざん言い続けている“スプリットステップ”
リターンダッシュ後の1stボレー前のステップが曖昧で・・・
ちょっとステップを意識してみた。
すると、リターンがとても良い感じに・・・
要は、次の行動に意識を持っていったお陰で、その直前の
“リターン”が、無意識のうちに出来ていた・・・
と分析。
他に意識が行くと体がリラックスして本来の理想の動きが出来ることの、良い例だったのかな?と。
“フォルト”を思わずリターンしてしまうときなどに見受けられる現象も、リラックスした無意識の体の反応が良い結果を生んだのだと言われるが、まさに理想の状態・・・
テニスは楽しい。
伊達と錦織の2010年を振り返る・・・と言う番組がWOWOWで放送されました。
バックヤードからの視点で、なかなか興味深い内容でした。
伊達の“伊達公子の時代”と“クルム伊達公子の時代”
をいろいろな角度から本人が点数で比較していました。
スピード 伊達5 4クルム
パワー 伊達4 3クルム
技術 伊達4 4クルム
戦術 伊達4 5クルム
スタミナ 伊達3 4クルム
メンタル 伊達4 5クルム
戦術・メンタルはクルムになってからの方が上でした。
メンタルは・・・切れなくなった、と。また、粘り強い集中力が長く続くようになった・・・と、小浦コーチのお話。
スタミナ・・・に関しては、試合後の回復力は伊達時代の方が早かったようですが、試合中のスタミナはクルムになってからの方が上だそうです。
で・・・伊達対クルム・・・ですが、
昨年なら伊達。
今年ならクルム伊達・・・と話していました。
昨年は、まだパワーテニスに付いていけなかったそうですが、今年はそれにも慣れてきて、うまく対応できるようになってきた、と
むかしはツアーを周るのに苦痛を感じていたが、今は、
“勝負が楽しい”
と話していたのが印象的でした。
彼女にしか分からない域なのでコメントは難しいですが、
羨ましいのは間違いないです。
勝ちに拘りながら、楽しむ・・・理想なんですがね。
全豪は本戦から伊達・森田・錦織が決まっています。
錦織は、全米後、3つのチャレンジャーで一つは優勝しないと・・・と言うプレッシャーの中結果を出し、
見事99位で今シーズンを終えました。
3月にはランキング喪失・・・という状況からです。
来年も楽しみです。
僕も頑張らないと・・・
この特番は観てませんが、不妊治療が行き詰って(原因不明だそうです)、ツアー復帰を決めるまでのプロセスには当事者にしかわからない苦悩もあったようです。少し前に別の地上波番組でやってました。応援しちゃいますよね。
原因は分からないのはつらいだろうね。
来年はフェデレーションはパスしてツアー1本でいくようなんで、応援しましょう。