2010年12月08日
国枝慎吾選手・・・歩く。
今日も快晴! 気持ちの良い朝です。
夏はショート、冬はロングのソックスが中心になります。
ロング用の引き出しに在庫が無くなり、慌てて洗濯しております。
昨夜の夜の風には参りました
風下で5分×6人のクロスラリーを担当したアシスタントが
ばてばてでした
森本君、まだ若いんだから頑張らないと!
今朝、いつもは観ない番組からスタート。
と・・・車いすテニスの国枝慎吾選手が歩いている姿が映っていました。
な、何?
と、見てみると・・・。
実は、1年ほど前からリハビリをしていて少し歩けるようになったと言うのです。
脊髄損傷専門のジムがあり、そこのウォーキングイベントに参加している様子を放送していたようです。
歩行器を前に置きながらも、それに頼ることなく14歩です。
17年ぶりの歩行。
“また歩くことが出来るようになるなんて思いもよらなかった”
“階段があると断念していたレストランに行ける”
と話していたのが印象的でした。
彼の担当のジムの社長は、
“これだけ長い間歩かなかった人のリハビリは初めてで、自分にとっても挑戦でした”
と話していました。
その渡辺さんと言う社長が、その2週間後に亡くなったと言う訃報も併せて放送していました。
マラソン大会に参加中に倒れ、そのまま亡くなってしまったようです。
まだ29歳です・・・。
いつの日か、国枝選手が自分の足でテニスをプレーしている姿が見られたらとても素晴らしいことだと思います。
先日見た盲目のご夫婦の子育てのお話を思い出しました。
“僕は健常者より幸せのレベルが低いんです“
“まっすぐ歩けたら、それが嬉しい”
“手を動かして目的のものが見つかれば嬉しい”
スーパーでの買い物後、カゴから袋に入れ忘れたりしてしまいます。
それを9歳の長女が日常のように“入れ忘れてるよ~”と。
奥さんは、買ってきたらまず床にすべて置き、触って覚えるます。
何が残ってるか触って覚えるのだそうです。
お鍋をやる時も、野菜は娘が切ります。
包丁はわざと切れないものを使います。
健康な人達にとっては手間がかからないはずの鍋の下ごしらえ・・・。
9歳の涼花ちゃんは目のお医者さんになりたい と。
ご主人は、“少し手を貸してくれればふつうの人と同じことができる” と。
最近始めたランニング。
“風を切って走れるのは最高”
全盲の方たちははじ待て走った時に、皆口を揃えてそう話すのだそうです。
2年半ぶりの神戸旅行
娘が母の手を引き、
幼稚園の息子が父の手を引く。
奥さん台所で指のにおいをかいでます。
手を切ってしまったのです。
血の匂いで怪我に気付くのです。
白いセーターの袖が血だらけなのも気付きません。
二人で入る大きな傘
“傘を持っていると逆に安心。何かにぶつかればすぐわかるから” と。
水溜まりは分かりません。
マッサージ師です。
開業しています。
目が見えなくなることによって出会った職業で、僕の天職だと。
3人目はまだ赤ちゃんの男の子がいます。
とてもしあわせそうな家族でした。