2009年09月30日
分析。
”考えるテニス”・・・とは。
いろんな方面からの切り口はあると思いますが・・・。
試合において・・・
相手のレベルによって、自分の出来る戦略・戦術は変わってきます。
少々相手のレベルが上がっても、それに対応できるパフォーマンスを上げることです。
そして、それぞれの相手に対して、
”今の自分が出来ること”
を、理解できていることが大切です。
自分のレベルを掌握していることは大事なことです。
自分の持ってる技術によって戦い方が決まってきますからね。
それには、相手の
”レベル”
も把握していなければなりません。
と言うことは・・・
相手の・・・
サーブの種類や得意なコース
リターン時のグリップや立ち位置から、球種、パターン、得意・不得意を読みとる。
いろんな回転・配球に対しどう言った対応をしてくるかか
ポーチなど、前衛の動きはどうか・・・などなど。
こういった”分析”を、早い段階で読み取ることが大事です。
分析するには、弱点を知るには、そのための配球=技術が必要です。
簡単な具体例は・・・・
ロブをあげた場合の相手の処理。
スマッシュの技術チェックもそうだし、
得意なコースはどこか?
(グリップが厚いなら逆クロス、薄いなら順クロスが得意な場合が多い)
スマッシュできそうなのにハイボレーで処理してるならあまりスマッシュは得意でないとか?
ペアの内、どちらが上手いか?
下がらされたロブをどこまでシュマッシュにして、どこから繋ぎにするか?
で、スマッシュの得手不得手、予測の良し悪しも知る事が出来ます。
最近は試合前の練習がサーブ4本、といった形が多くなってしまいましたが、
もし少しでも練習時間がある場合のチェックポイントは・・
①ストロークの球種(ブリップ・フォームを見る)
・・・厚いならスピン系、薄いならスライス系が多い
②バックハンドが片手か両手か? 片手の場合スライスがメインか、スピンがメインか?
・・・走らされても容易にスライスを使わないなら、ストロークに自信があると思われる。
③ボレーのグリップ
・・・きちんとコンチネンタルで握ってるか、フォア・バック得手不得手はあるか? 少し下がった位置でボレー練習をしているか?(前で練習してる人はロー、ハイボレーを考えてない)
④スマッシュ
・・・グリップは薄いか、厚いか? きちんとボールに入れているか?
⑤サーブ
・・・グリップと回転を見る。セカンドサーブの球種とコースを特に見る。
⑥フットワーク
・・・軽やかか? 常に動いているか?
⑦補足
ウェアがコーディネートされてるか?
きちんとしてれば、神経質?
派手ならエース狙いが多い?
ペアでお揃いか? お揃いなら組み込んでる。
どちらかが買わされてる場合あり
荷物の置き方や、ドリンクの量。
お互いの言葉づかい(先輩、後輩?)
どちらがリードしてるのか?
構え一つでも分かる事はありますね。
足の筋肉や色の黒さも参考になるかも~
まぁ、⑦はほぼ冗談ですが
強い人たちは、こう言った自分の”チェック欄”の項目が多く、分析も早いのです。
相手の分析が出来ると弱点を攻めるのも容易になります。
”楽しいテニス”なら、自分のやりたい事をすればよいですが、
”勝つテニス”を目指すなら、こう言った分析は大切です。
”考える” ことを考えてみてください。
奥が深いですよ~
コメント
この記事へのコメントはありません。