2009年06月30日
思い込み
6月30日(火)
今日は11時に雨が上がり、レッスンが出来ました。
このクラスには雨を遠ざけるベテランの女神がいます
久しぶりに”教えること”の難しさを実感しました。
何度も経験してきたのに、時折ぶつかる問題です。
今回は露呈したのでよかったですが、常に見え隠れしているので、
指導する側が注意を払わなければいけない問題です。
ジュニアではよく行う練習なんですが、クロスラリーの練習の際に、
ベースラインとサービスラインの中間に、ターゲット(ボール)を置いて、
そこを狙いながらラリーしてもらいました。
ラリー練習が終わり、一人の生徒から一言
生徒
「深く狙う場合はあの辺でよいんですか?」
先生
「・・ん?」
(何のことだ?)
生徒
「深く狙う時は、いつもベースラインを狙っていたんですが・・・」
そう、”ベースラインそのもの”を狙っていたというんです。
僕は、深い=サービコート内にはバウンドしないように。
と指導してきたつもんなんですが・・・。
深いボールとは、(回転の関係もあるのですが)相手がコートの外で打球する状況を作る。と言うことです。
細かいことかもしれませんが、ベースラインそのものを狙っていたとは思いもしませんでした。
(*ボレーでの”深いコントロール”は、前述の様な狙いではなく、ベースライン際を狙うべきだと思います。
ストロークは、多少浅くても、トップスピンが掛っていれば
(ライジングでない限り)相手がコート中で打つ状況は少なくなりますから。
”ベースラインを狙っての誤差”と、
”サービスラインより深くを狙った時の誤差”
では、かなり違いが出てきます。
説明不足、確認不足でした。
今回のような状況、即ち、
”僕の想像している生徒側の理解”
と、
”実際に生徒側が理解している内容”
の”違う”時があるんです。
指導する側としては怖いことです。
僕は常日頃から教える側からの、”一方通行”的なレッスンにならないよう心掛けています。
何のためにテニスをしてるのか?
(娯楽としてなのか、試合に出て勝つためなのか?)
から始まり、試合に勝つ為なら、
”どんなプレースタイルを求めているのか”
”今、何を練習する必要があるか、したいのか”
そして、どう感じているのか・・・
こう言ったことを常日頃から話し合う事が大切だと思います。コーチの押し付け、になってはいけません。
ミスは大いにしてよいのです。
そこから、何かを学べるからです。
そして、コーチはあくまで裏方であり、補佐的なポジションです。
最終的には ”自分で考える” ことが必要になります。
そうでないと、上達や勝利を手に入れるのは難しいでしょう。
”疑問に思うこと”は大切です。
それに対し、的確でかつ、理解しやすい言葉でアドバイスが出来る指導者が一流なのだと思います。
生徒が上達しなければ、それはコーチの責任ですから。
そして試合で大切なのが、
”今の自分に出来ることに全力を尽くす”
ではないでしょうか?(自分にも当てはまるんですが・・・)
練習で満足にできないことは、当然、試合ではもっと確率は下がります。
ミスの多い方が負けてしまうスポーツです。
エースの数を競うスポーツとは違います。
話が脱線して今いましたが、
”簡潔に、しかも的確に伝える”
今日は、良い教訓になりました。
生徒に教わること多し・・・
~今日の教訓~
”深いボール”とは、
とりあえず、
”サービスラインよりは後ろ”
(かなり字余り)
今日は11時に雨が上がり、レッスンが出来ました。
このクラスには雨を遠ざけるベテランの女神がいます
久しぶりに”教えること”の難しさを実感しました。
何度も経験してきたのに、時折ぶつかる問題です。
今回は露呈したのでよかったですが、常に見え隠れしているので、
指導する側が注意を払わなければいけない問題です。
ジュニアではよく行う練習なんですが、クロスラリーの練習の際に、
ベースラインとサービスラインの中間に、ターゲット(ボール)を置いて、
そこを狙いながらラリーしてもらいました。
ラリー練習が終わり、一人の生徒から一言
生徒
「深く狙う場合はあの辺でよいんですか?」
先生
「・・ん?」
(何のことだ?)
生徒
「深く狙う時は、いつもベースラインを狙っていたんですが・・・」
そう、”ベースラインそのもの”を狙っていたというんです。
僕は、深い=サービコート内にはバウンドしないように。
と指導してきたつもんなんですが・・・。
深いボールとは、(回転の関係もあるのですが)相手がコートの外で打球する状況を作る。と言うことです。
細かいことかもしれませんが、ベースラインそのものを狙っていたとは思いもしませんでした。
(*ボレーでの”深いコントロール”は、前述の様な狙いではなく、ベースライン際を狙うべきだと思います。
ストロークは、多少浅くても、トップスピンが掛っていれば
(ライジングでない限り)相手がコート中で打つ状況は少なくなりますから。
”ベースラインを狙っての誤差”と、
”サービスラインより深くを狙った時の誤差”
では、かなり違いが出てきます。
説明不足、確認不足でした。
今回のような状況、即ち、
”僕の想像している生徒側の理解”
と、
”実際に生徒側が理解している内容”
の”違う”時があるんです。
指導する側としては怖いことです。
僕は常日頃から教える側からの、”一方通行”的なレッスンにならないよう心掛けています。
何のためにテニスをしてるのか?
(娯楽としてなのか、試合に出て勝つためなのか?)
から始まり、試合に勝つ為なら、
”どんなプレースタイルを求めているのか”
”今、何を練習する必要があるか、したいのか”
そして、どう感じているのか・・・
こう言ったことを常日頃から話し合う事が大切だと思います。コーチの押し付け、になってはいけません。
ミスは大いにしてよいのです。
そこから、何かを学べるからです。
そして、コーチはあくまで裏方であり、補佐的なポジションです。
最終的には ”自分で考える” ことが必要になります。
そうでないと、上達や勝利を手に入れるのは難しいでしょう。
”疑問に思うこと”は大切です。
それに対し、的確でかつ、理解しやすい言葉でアドバイスが出来る指導者が一流なのだと思います。
生徒が上達しなければ、それはコーチの責任ですから。
そして試合で大切なのが、
”今の自分に出来ることに全力を尽くす”
ではないでしょうか?(自分にも当てはまるんですが・・・)
練習で満足にできないことは、当然、試合ではもっと確率は下がります。
ミスの多い方が負けてしまうスポーツです。
エースの数を競うスポーツとは違います。
話が脱線して今いましたが、
”簡潔に、しかも的確に伝える”
今日は、良い教訓になりました。
生徒に教わること多し・・・
~今日の教訓~
”深いボール”とは、
とりあえず、
”サービスラインよりは後ろ”
(かなり字余り)
遅くなりましたが、今日はどうもありがとうございましたm( _ _ )m サービスラインとベースラインの中間ですね。頭に入れておきます…。