2012年11月10日
ダルビッシュ有
今日は10時から部活・・・のはずでした。
木曜はばてばてで熟睡したっぷり9時間睡眠。
昨夜は9時30分に目覚ましを掛け1時頃にお布団に入る。
起きたのは9時27分。
携帯を見ると部長からのメール。
“昨日言い忘れたのですが、今日は学校説明会があるので10時半までです”
ん???
メールが来たのは朝8時過ぎ。
いやぁ、そりやぁ~ないぜ。
すべてをダッシュで・・・コート着9時47分。
ばっちり目は覚めていた
最近、ちょっとたるみがちだが、みんな個々にはとてもイイ子なんだけどなぁ・・・。
最後のおでん
昨夜、本日昼の計3回でたいらげた。
今週は、ラーメン、手打ちそばを我慢し、マーボーとおでんで乗り切った。
えらいね。
NHKの特集“ダルビッシュ有 ~大リーグと戦った男~”
は、とても興味深く観ることが出来た。
“技術”ではなく、“パワー”で勝負したい、と渡米。
球団は彼の招聘に85億円を費やした。
3,7,10月の3回に分けてインタビューした番組。
ふだん、多くを語らないダルビッシュなだけに、余計に釘付けになって観た。
第一声 “まったく別の競技かと思った”
彼をしてのこの台詞。
よっぽどの衝撃だったのでしょう。
行ったものにしか分らないことです。
前半~中盤に掛け、滑るボール、固いマウンドに苦しみます。
しかし、そんな言い訳はしないし、出来ません。
条件は皆一緒ですから。
テニスでも、言い訳する場合があります。
風や太陽、その日の調子。
ダブルスだと、敗因をペアのせいにしたり。
言い訳を聞くのはいいものではありません。
テニスは自然の中で行われるスポーツ。
眩しかったり、風があるのは当たり前。
“見えない”と言うのは、大げさ。
“見にくい”ことはあると思いますが、ボールは動いてるのです。
“見にくい”ことはあっても、“見えない”ことはありません。
見えないのは、一瞬。
ずっと見えなくなることはないです、ね。
そんな言い訳をするより、眩しい時、風があるとき、どうやってプレーしたらいいか考えることが大事。
言い訳をするのは、
眩しくなければ・・・
風がなければ・・・
“ミスしなかった”と言うアピールなのでしょう。
ミスの原因は、“自分にはない”と訴えてる。
突き詰めると、“自分はもっと上手”と言いたいのでしょうか?
それでは上達はしませんよね。
気持ちが“自分に向って”いませんから。
ミスの理由を外部に求めてる。
全日本の予選の日は、けっこう風がありましたが、見てる分にはそれを感じさせないプレーでした。
グランドスラムなんかでも、旗は踊りまくってるのに、
プレーは普通に見える。
上手な人はそこが違いますね。
上手でなければ、それを認め、練習する。
ミスをするのは練習が足りないか、レベルにあったプレーの選択が出来てないということ。
ミスの原因が自分で分るようになるのが弟1歩。
原因が分らなければ、練習テーマを絞れないわけですから・・・。
敢えて語らず・・・。
足を動かし、最後までボールを諦めない。
ボールに対する執着心。
そんな気持ちが基本となるのだと思います。
ダルビッシュの分岐点となったのが・・・
今年最多の20勝をレイズのエース、デービット・プライスの投球フォームをビデオでチェックしてから。
ポイントは、“リラックス”と、“踏み込み足”でした。
投げる前から固い構えの自分。
小指からから踏み込んでいてバランスを失っていた自分。
ひとつのビデオからそこに注目し、改善していくのでした。
彼ほどの選手が、今さら?と思える “リラックス”
まぁ、そう感じさせるプライスのフォームが素晴らしいのでしょうね。
気持ちからも、映像からも、自分を観ることによって、
何かヒントが見つかるのかも。