2011年05月21日
カンブリア宮殿
サンマーメン。
もやしミックスに豚肉、うずらを入れてみた。
とろみがいい具合で、美味しかった
カンブリア宮殿、今回はゲストにちょっと興味があり、録画しておいた。
結論から言うと、“元気”を貰った。
佐藤芳之さんというアフリカ・ケニアでナッツの会社を創業した方の物語。
ケニアがイギリスの植民地から独立したのが1963年。
(僕の生まれた年)
佐藤さんは外語大からアフリカの大学へ留学(日本人初)
アフリカを選んだ理由は、ガーナの初代大統領、クワメ・エンクルマの自伝を高校時代に読み感銘を受けたからとの事。
庶民のために立ちあがり、その後の指針を示した人。
そのままアフリカに残り、37歳の時に会社を設立。
地元市民にナッツの苗を購入してもらいその後育った実の売買契約(10万人)、食品加工。
カンパニーとはラテン語で“一緒にパンを食べる仲間”と言うんだそう。
当初、遅刻や無断欠勤が当たり前だった人達に、皆が恩恵を受けられるようにと、医者を会社に在宅させ医療費を無料にし、当時公務員でも当たり前だった給料の遅配をなくし、住宅ローンまで完備。
そこから信用関係が生まれたと。
成功した会社の株をただ同然で売却し、事業から一時撤退。
なぜただ同然だったか・・・。
海外から来て富や蓄財では得られないものをもらった。
やってきたことが財産になった、と。
えらい人に評価されるより、社員の仲間からの評価が勲章になるとも。
その後、71歳で、能力や才能を使いきっていない、と再事業に着手。
5歳児までの死亡率が高いのは不衛生から、とのことで、殺菌剤を開発。
アフリカで簡単に作れ、しかも環境にやさしいものを、大学の先生と共同開発。
99%の改善が見られた。
薬を供給するのではなく、病気にならないような対策を、との始まりでした。
奥さま曰く、“脳天気で朝から口笛、嫌な顔をしない、つらい、など愚痴を一切言わない”と。
見習いたいけど・・・。
昔いたスクールの上司の口癖が、“疲れた・・・”だったことがある。 聞いている方も疲れてしまったものだ。
かける言葉がないし・・・。
その彼が南三陸出身で今回の震災で生家を失います。
“この惨事は、過去のものと割り切るにはあまりにも悲惨すぎるが、明日に向かって再出発して欲しい”と。
巻末で、実は彼は左目が見えないことに触れます。
小学校3年生の時に、野球のボールが当たり、失明したとの事・・・。
海外で頑張ってる日本人、もちろん日本で頑張ってる人達もたくさんいます。
そんな話や光景を目にすると、僕も頑張らないと、と思います。
その時は思うんですが、いつのまにか忘れてしまったりします。
自分に理由を付けて言い訳してみたり。
言い訳している自分が1番良く分かってるのに。
やるべきことをしっかり見つめ、前へ進む・・・と〆ていました。
わかりきってることなんだけど、楽な方へ行きがち
村上龍は、佐藤さんの
“夢は寝ている時にみればいい。大事なのは目的と目標だ”
という言葉を、初めて隣で聞いた、と。
彼が周りに発している言葉らしい。
実際に行動を起こした人の言葉には説得力があります。
まずは、行動。
僕はテニスの勉強を続け、それを指導に生かす。
僕に出来ることを、もうちょっと頑張る。
テニスは難しいけど、やっぱり楽しい。
歳をとる毎にいろいろ気付くこともある。
勿論、変わらないことも。
相変わらず、支離滅裂。
今日も頑張ってレッスンしよう
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