2011年08月01日
ジュニアの夏
試合前にランニングするリョウスケ。
今日は朝一で部活に参加し、夕方のスクールまでの空き時間でSTの生徒の試合観戦に行ってきました。
プリンスの冠で知られる関東テニスツアーSSC大会です。
会場は久しぶりのSSC。
横浜新道がノンストップだったお陰で家から30分強で着きました。
コートが縮小されてから初めてのSSCです。
入ってすぐ右の駐車場だった所は、掘り下げたコートが2面。非常に見やすく、センターコート的な扱いか?
まっすぐ入って左手のハードコートやセンタ‐コート、奥のクレーコートだった所は全て一戸建ての住宅になってしまっていました。
右手のインドアの奥のオートテニスがあったところは
ハードコートが4面。
12時試合開始よ予定でしたが、そこから2つ目の試合になり、前の試合が74(8ゲームマッチ)から88まで行き、
思わぬ待機時間。
蔭から見ようとも思いましたが、折角なのちょっと見渡してみると・・・目あての生徒をすぐに発見。
僕の顔見てまずがびっくり
“来たらまずかった?”
“いえ・・・わかりません・・・”
と来た
“緊張してしまいます”
と・・・。 もともとあまり感情は出さない物静かなタイプ。(U次郎とは所見が異なるが・・・)
いつものプレーを妨げてしまうのなら良くない観戦になってしまうからなぁ・・・。
試合は1時15分くらいに入りました。
まだ高1で16歳以下にエントリーできるのですが、ポイントの関係を考え、18歳以下での参戦。
けっこう、そう言った子が多いようです。
ジュニアには珍しくフラット系スライスのフォアハンド。
バックは準備が早くきちんと膝を曲げボールに入る、几帳面タイプ。 丁寧なテニス・・・という印象。
立ちあがり、リョウスケが(試合後、いつもより安全に入った)ミスのない無理のないストロークで、相手のミスを待ち、30。
そこからお互いキープが続き、52。
そこから少しづつ上げていき、安定感も保ち、82。
ノーアドのリターンがネットイン・・・なんていうラッキーも味方に
勝って良かったです。
野球じゃないですが、僕が行って負けた・・・ということになりかねない疫病神にはならずにすみました
試合後に、“来てもらってラクでした”と言ってくれたので、よかったのでしょう
斜め後ろからずっと観ていたので、変なことはできなかったか・・・?
土曜日のレッスン後半が雨で少し早めに終わり、ちょっとミーティングが出来たのも良かったかも・・・。
今までの彼の試合後の感想を聞くと、どうもやり方を迷ってるような感じが見受けられていました。
今回は、“悔いの残らない試合をしよう”と言うテーマで向かうよう話しました。
要はショットや配球の“正しい選択”と、相手の弱点を早い段階で見極めよう・・・と。
やるだけやって負けたのならしかたない・・・と。
試合前に、“ノーアドの際のリターンはどうするか考えてる?”
と聞くと、“バックサイド(バックの方が得意)でやるつもりですが、相手のサービスの調子も併せて考え、結論を出します”と頼もしい返答が
今教えてる中では1番試合経験が豊富な子なので、その辺の経験も活かされてるのでしょう。
1回戦が無く、2Rからの試合での勝利。
次に勝つと本戦です。
今受験勉強最中の中3カルテットも、来年の夏にはこの舞台に立ってくれているのを期待します。
さて、試合後、友達と2人。
ご飯でもごちそうしようか?と言いましたが、友達の遠慮で実現せず・・・その子はかなり強い子らしいのですが(かなりいいてにすをしてた)左手の故障もあり、負けてしまっていたので、気持ちが乗らなかったのかな?
そんなわけで、その後僕はインドアへ移動して、プロの練習とジュニア合宿のレッスンを視察。
以前、このブログでも紹介した最年少プロ(14歳と3カ月)、現在高1の辻佳奈美選手がちょうど練習していたので、しばらく(と言っても約1時間)観てしまいました。
後半、男子選手とダブルスをやっていたのですが、ものすごいリターンで、若手男子がファーストボレーを弾かれるシーンも・・・。
いやぁ、サーブも速い、速い
良い足してるし・・・。
普段は大阪の実家から週末だけSSCへ。
夏休みなので、ずっとこっちで練習するのでしょう。
他のコートのジュニアのレッスンも観ることが出来て、
いろいろと勉強、刺激になりました。
ボレーの反復練習とウィニングショットの練習が多かったかな。
各地のナンバープレートとご両親、お母さん、試合の応援も大変です。
負けた子は無言になるし・・・。
その子を乗せるお母さんも無言のまま・・・
ジュニアの夏の試合シーズンはまだ始まったばかり。
子供に負けぬよう、僕も頑張らねば