2009年08月21日
コーチとして思うこと
![晴れ](http://blog.tennis365.net/common/icon/54.gif)
今週は市営コートが高校生の大会で思うようにとれず、時間や場所の変更を余儀なくされています。
本牧コートの8月はプールのお客さんでごった返しているので、もともとほかに変更しています。
今日は日の出川コートで13時からだったので、午前中は先日行った耳鼻科へ2度目の訪問。
本当は、今週の月曜に行くはずだったけど、台風家族のお泊まりで行けず・・。
火曜日にチャレンジしようと思ったけど、9時過ぎの予約の電話で、午後は6時までいっぱい。
朝7時から予約の電話を受け付けるため、その前後からかけ続けないと、希望の時間は難しいらしい。
平日の7時起きは厳しい・・
![冷や汗](http://blog.tennis365.net/common/icon/36.gif)
が、今日は早起きして7時5分くらいに電話をした。
コンピューター音声で ”予約番号は19番目です” と。
9時診療開始なので、8時45分くらいに行けば、早い予約に切り替えられるとの事。
で、パーキングに車を入れたのが8時35分。
40分にはまだシャッターが閉まっていたが、お子様3人連れのお母さんが待ってる。
ちょっと、近所をぶらぶらして戻ったらもうシャッターは上がっていて・・・8人ほど患者さんが・・・。
診察券を出し、”19番の予約です” と言うと、
”10番目に変えられました” と。
待ってる間、2~3歳の男の子が、ず~~と泣き叫んでいた。
お母さんは冷静になだめていたけど、かなりの迫力と音声だった。
周りに悪いと思ったらしく、”しばらく出てきます”と言って、10分ほど外に出ていたが、戻ってくるのもわかるくらいの大きな泣き声。
おかあさんは大変だ。
まぁ、病院なんで他の患者さんも起る様なことはなかったけど。
まぁ、すごかった
![冷や汗](http://blog.tennis365.net/common/icon/36.gif)
中学生くらいの女の子を連れたお母さんは、やさしく微笑んでいたが、先に帰る身。
おばあちゃん3人組は無表情。
診察が終わり、処方箋を貰い、帰り際に一言。
”お騒がせしました” とお母さん。
ん~ 常識を弁えたとても感じの良い一風の風が
![スマイル](http://blog.tennis365.net/common/icon/01.gif)
あの一言はなかなか出ないんじゃなぁかなぁ~
感心、感心
![にっこり](http://blog.tennis365.net/common/icon/03.gif)
で、僕は9番目に呼ばれたのが・・・10時40分。
8冊ある本の2冊を読破。
”YOKOHAMA WALKERと女性自身”
YWはこの夏最後の花火特集と、関内の新しいタイ料理のお店とラーメンが主なポイント。
女性自身の、寂聴さんのコーナーはなかなか説得力があり、納得。
診察は・・・あまり改善されないようなら胃カメラを飲んだ方が良いと・・。
で、それは嫌なので、”もうしばらく今のお薬で様子をみたいと”申し出ました。
胃腸の漢方と胃酸を抑える薬、と精神安定剤・・。
これは結構強い薬のようなんだけど。
ストレスからもあり得るようなんだけど・・。
そう言えば4月くらいからか・・・?
まぁ、しばらく様子を見ます。
朝昼兼用のお食事はもちろんラーメン。
久々の ”流星軒”で”流星麺・塩”
流星軒は1番乗りだった
![ピース](http://blog.tennis365.net/common/icon/41.gif)
うまかった~
![キラキラ](http://blog.tennis365.net/common/icon/60.gif)
グループレッスンは、月毎にテーマを設けて行っています。
でも、僕のやりたい事と生徒のやりたい事が違う場合があります。
初心者でない限り、それはきっと存在しますよね。
僕が考えてる、その人への指導内容と、その本人が求めてる練習内容があまりにもかけ離れていてはレッスンは成立しませんしね。
そのためにも、たまに”対話”を持ってるつもりではあります。でも、そう思っていても、その思い自体が一方通行になってるかも知れません。
もちろん、プライベートレッスンなら、本人の習得したい技術を聞いて、それを行えばよいんですが、
グループだと個人を見る時間はそんなに取れません。
僕は、出来るだけ一方通行にならないように・・・
と考えてはいますが、
生徒の方から
”これがやりたい”、
”これはどうすれば・・?”
”これはどういう意味?”
って言うのはなかなか難しいよう。
いまさら聞けない、とか、
こんなこと聞いたら、
”何回目~?” って、言われるかもとか。
僕は口調がきついB型だし・・・
グループだとなかなか個人的には聞きにくいようです。
その辺は、こちらがその意思を汲むなり、察するなりしていけないといけませんね。
コーチを ”信頼” するというのはどう言うことなのでしょう?
指導方法、内容、に共感する。
プレースタイルを気に入ってる。
分かりやすい。
やさしい(これは微妙・・
![やっちゃったぁ](http://blog.tennis365.net/common/icon/12.gif)
なんかかな?
僕がコーチを始めたころ言われて強く印象に残ってるのが、
”ああいうフォームで打ちたい”
と、思われるようなテニスをしなさい、です。
指導に関しては、
”赤ちゃんに手を差し伸べるように、そして易しい言葉で指導しなさい”なんかも言われました。
長く指導してると、生徒に対して、
”これは分かってるだろう”
と言う、勝手な思い込みも持ったりします。
常に、詳しく、分かりやすくが大事。
そして、
これは何のための練習か?
何に意識を持つか?
何を注意してやるか?
などもきちんと教えないといけませんね。
コーチ側から感じる、
”信頼されてる”とは、
こちらの言ったことを、理解し、信じ、一生懸命実践しようとしてくれること、でしょうか?
もし、疑問がわいたのなら、言って欲しいと思う。
疑問に思うこと・・・指導方法の伝達での疑問だったら僕の伝え方が悪いということ。
指導内容に疑問があるなら、話し合って。
それでも分かり合えなければ、コーチを変えてみるのが良いと思う。
僕は、ひとりひとり、それぞれに合った指導をしてるつもりです。
週に1回の人もいれば、3回、4回の人もいる。
やはり、数を多くやってる人にはたくさんの事を教えられるし、たくさんの”反復練習”が出来る。
僕の理想は・・・
技術に関しては、
ストローク・・・フラット・スピン・スライスを、状況に合った最良の方法で選択、ヒットできること。
ボレー・・・繋ぐボレー・決めるボレーの正確な判断とコース、確率の高いスライスを掛けた深い・浅いの打ち分け。
スマッシュ・・・予測を含めたポジション取りと、有効なコースへのコースの打ち分け。バランスを崩した時の、ボレーへの移行。
サーブ・・・スイングスピードの変わらない、ファーストサーブとセカンドサーブ。 コースの打ち分け。スライスサーブ、トップスライス。深いサーブ。
技術がそれなりに付いて来た時に、試合に出始めて行くと思います。
その時に大切なのが、
”今の自分の確率の高いプレーの選択”
だと思います。
スピードを落として”確率が上がるなら”それがその時点でのベストだと思います。
①コートに入れること
②深く入れること(コースも含め)
③回転を掛けて入れること
最後に
④スピード
試合を行う上で、求めていく順序です。
これを、普段の練習で意識しておくとよいと思います。
テニスは確率のスポーツだと思います。
その確率は、レベルによって変わってきます。
今の自分を知る事が、
”悔いの残らない試合運び”
にも繋がってくるのではないでしょうか?
(自分にも言い聞かせています)
そりゃぁ、決まると気持ちいいです。
みんな、早く決めたい!
でも、決め急ぐと・・・ミスも増えてしまう。
そしてそこから流れが変わってしまい・・・
練習で入っても、なかなか試合で入らないのがテニスです。
試合で入る確率が今の自分の確率です。
練習と試合を繰り返し、その辺を探っていくのも、これもまたテニスの醍醐味ではないでしょうか?
”今、自分が出来ること”
を、どれだけうまく組み合わせ、試合でのプレーに生かすかが大事だと思います。
”今、出来ること”は、レベルによって違ってきます。
ですから、”出来ること”をやりきって負けたのなら、それは仕方ないと思います。
練習では同じくらいのレベルの人達が戦って、どちらかがいつも負けてしまってるなら、それは、負けている人たちの、試合での技術的な、戦術的な ”選択ミス”だと思います。
負けにくい人は、リスクを負うプレーをしません。
じわり、じわりと攻めていきます。
じっとチャンスを待ちます。
その間にミスをしてくれることもあります。
自分からミスをしない、決められるのは仕方ない。
最近、”アンフォーストエラー”
について、子どもたちと話しています。
Forse は強要する、とかの意味があります。
要は、”強要させられたミスではない”
と言うことです。
”アンフォーストエラーをした方は交代”
というゲーム形式をやってます。
レベルによって基準が違うので、観ていて面白いです。
コーチとしてもプレーヤーにしてもまだまだですが、
指導に関しても試合に関しても、”今の自分”のベストは尽くしたいと思っています。